Written by Dai

【節約】いらない保険を見直せばお金が貯まる|国民健康保険を活用しよう!

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保険はしっかりしたプランに入ったほうがいいですか?
この記事ではそんな疑問にお答えします。

あなたが、よく検討せずに保険に入っているなら相当損していますよ。本当に必要な保険だけにすることで、簡単にお金が貯められます!溜まったお金は自己投資や株投資などに回して、さらにお金を増やすための軍資金にしましょう。

私の場合は、健康保険の制度をフル活用して、民間の保険は全て解約しました。今は各保険(生命・医療・自動車)の掛け金を合計で月に5千円程度になるように、勤務先の共済や県民共済といった掛け捨ての保険に入り、とにかく支出を下げる取り組みをしました。

見直しをする前は、生命・医療で9千円、自動車で1万円の合計1万9千円も毎月支払っていましたが、5千円まで下げたので、毎月1万4千円も保険料が浮き、そのお金は投資に回したり、子供たちとの外食や趣味に使っています。最高です。

では実際にどの様に節約をしたのかお話しします。

 

いらない保険の見直し【生命・医療保険編】

結論から話すと、民間の生命・医療保険は全て解約しましょう。代わりに、会社で加入出来る共済や、県民共済などに入ると良いと思います。医療保険については、ほとんどの人が必要以上に入りすぎている場合が多いです。

入院日額5千円とか、手術時に見舞金が出るとか、先進医療特約など様々な保証が付いて、月に1万円の掛け金を払っているなんてこと結構あると思います。

でもよく考えてみて欲しいのですが、保険ってほとんど使ったことなくないですか?使わないのに、月に1万、年間で12万、10年払ったら120万です。これだけ現金があれば、正直、保険なくても医療費払えます。

また、民間の保険の料金の大半は広告費や人件費なので、保障部分の掛け金は、少額なのです。広告費や人件費のために払い続けるのは馬鹿らしいです。

そこで、日本の最強の医療制度である健康保険をフル活用することをおすすめします。その理由は、健康保険には心強い2つ機能があるからです。一つは、個人負担額が3割になること。もう一つは、高額療養費制度です。こちらについて、よく知っていれば、民間の保険に入る意味がないことが理解いただけると思いますので説明しますね。

健康保険(3割負担と高額療養費制度)

健康保険は、医療費の負担額を3割まで減額してくれる制度です。例えば心臓疾患や脳梗塞など大きい疾病で手術をした場合、医療費は最大で300万円くらいです。

健康保険に加入していなければ300万円を支払う必要がありますが、加入していれば、3割負担となるので、90万円が負担額になります。さらに、健康保険には高額療養費制度というものがあります。

この制度は1ヶ月に一定の限度額を超えた場合には、超過分の医療費をほとんどタダ(超過分の1%)にしてしまおうというものです。さらに限度額は個人ではなく、世帯にかかるため、世帯全体の医療費が限度額を超えていれば、制度の適用を受けることができます。限度額は所得に応じて5段階用意されています。

高額療養費制度

【70歳未満の方で年収が370万円〜770万円の場合】
  ひと月当たりの自己負担限度額
    ・81千円+(医療費−267千円)×1%
  負担額が90万円の場合
    ・81千円+(90万円−267千円)×1%>=87,330円

90万円の医療費が掛かったとしても、最終的な自己負担は、約9万円となります。
300万円が9万円の支払いで済んでしまうという、強力な制度ですね!

ただし、入院中の食費は対象外、また個室希望などで差額ベッドを選択した場合はその料金を支払うのは言うまでもありません。しかし、そこまでの金額にはならないと思います。

高額療養費制度があるおかげで、先ほどの所得区分の人では、ひと月に医療費が9万円を越えるようなことはほとんどないと考えられます。しかも、1年間の内に限度額を越える月が3回以上あった場合は多数回該当といって更に大幅値引きの対象になります。やはり、民間の高額な保険に加入して備える必要があるとは思えません。

高額療養費制度の注意点

高額療養費制度は医療費が高額になった時に役立つ制度ですが、この制度を適用するためには申請を行う必要があります。また、医療費の払い戻しは申請から約3ヶ月後となるため、一時的には医療費を支払わなければいけません。

しかし、医療費が高額になることがあらかじめわかっている場合は、事前申請を行い、限度額適用認定証を発行して、保険証と合わせて医療機関の窓口で提示すれば、支払いは、個人負担限度額までとなります。
詳細については、全国健康保険協会のホームページ等でご確認ください。

www.kyoukaikenpo.or.jp

いらない保険の見直し【自動車保険編】

自動車保険は医療保険などとは違い、対人対物はしっかり保険をかけておく必要があります。もちろん無制限で!

理由は、損害賠償を求められた時、支払う金額がとてつもなく大きいからです。死亡事故なんて起こしたら、何千万〜何億円単位の賠償なんてことになりかねません。なので、自動車保険の場合は、車両保障をやめるというのが一番です。

自損事故や火災・災害による車両の破損を保障するものですが、これが一番高いです。古い車なら、自動車の価値自体が下がっているので、車両保障は掛けなくとも良いと思いますし、最近の車なら衝突防止機能など安全性が非常に高くなっており、自損事故を起こす可能性も減少しています。このことからも、車両保障は外しても良いと私は思っています。

一番安くしようと思ったら、ネット保険に加入された方が安いです。今ではネットでも大手などが参入し、信頼出来る保険会社は多くなってきています。代理店費用や人件費がかからないので、その分安くなっています。

極力、保険を安くするために、色々見積もりをして見ると良いと思います。スマホで見積もりが出来るので簡単ですよ。

いらない保険の見直し【Daiの取り組み編】

私はシングルファザーで子供が2人います。流石に節約のためとはいえ、いざという時に、我が子を養えなくなっては問題です。

そこで、生活に困らない程度の保障が受けられるように、勤務先の共済に加入しています。内容は生命保険は死亡時2千万円、医療保険は入院日額3千円で手術時は程度に応じて20万円までが一時金で支払われる内容に入りました。

ちなみに掛け金ですが、生命保険は月額2千円、医療保険は月額500円です。自動車保険は車両保障をやめたことで、月額3千円弱になりました。こういった取り組みで月の保険料は合計で5千円程になっています。

保険とは自分では支払えない額の費用を補うためにかけるべきものです。人によって必要な保障は異なるため、あなたにとってベストな選択をしてください。難しいな〜という場合は、プロに相談してみるのも良いかと思います。

いらない保険の見直し【まとめ】

民間の生命保険、医療保険は解約して、健康保険をフル活用しましょう。あとは、あなたの家族構成などから、不足する部分の保障を会社の共済や県民共済なのど、必要最低限の保障だけプラスして備えてください。

自動車保険は、人身対物の無制限だけでOKだと思います。他は外して、こちらも必要最低限の保障にすることでかなり保険料を節約できると思います。

とにかく、人が生きていくにはお金がかかる!だから節約できるものはしっかり節約して、もっと人生を楽しむために使っていきましょう。

保険を解約するのが不安なあなたに読んで欲しい本

私個人だけの話では、不安が消えないわって方に読んで欲しい本があります。それはいらない保険 生命保険会社が知られたくない「本当の話」という本です。リンクからどうぞ。

私もこの本を読んで、ムダに保険料払っていたなと気付かされました。専門家の執筆された本なので安心して読んで頂けると思います。保険は家や車と同じくらい高い買い物なので、見直して損はありません。むしろ見直さない方が損します。なので、ぜひ手にとって読んで、考えてみて欲しいです。